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■ときに頭がふわっとする病気のお話
ぐるぐる目が回る回転性のめまいとは別に、時に頭がふわっとして気が遠くなるような気がするという症状があります。原因はいろいろ考えられますが、てんかん性のものか、脳への血流が一時的に減少する場合が考えられます。
てんかん性の場合には脳波で診断しますが、単にてんかんの場合や、脳腫瘍など他の脳疾患が原因のこともあります。
脳への血流が一時的に減少するものとしては、不整脈によるもの、起立性低血圧によるもの、脳への血管が詰まりかけて血圧との関係でおこるもの(椎骨脳底動脈循環不全症など)などがあります。
不整脈によるものは24時間心電図(ホルター心電図)で診断します。検査の結果ペースメーカーの植え込みが必要な場合には、公立病院の循環器科へ紹介しています。
起立性低血圧は立って血圧を測ったりし、診断がつけば血圧を上げたり、下がりにくくする薬で治療します。
脳循環障害によるものは、脳循環改善剤などでよくなることが多いですが、脳外科的な手術が必要な場合もあります。
少し趣は異なりますが、一瞬ふわっとするのではなく、数日間少しボーっとして変なことを言ったりしたりしたあと、また数日間は普通になり、しばらくしてまた数日間変になると言うのを繰り返す患者さんがいらっしゃいます。このような場合には血液中のアンモニアが上昇していることがあります。アンモニアを下げる薬を飲むことで、症状はなくなり、頭はしゃきっとします。肝臓の悪い人に起こりやすい現象ですが、肝機能検査が正常の患者さんもいますので、疑って検査してみるしかありません。ただこのアンモニア測定は、一般開業医が外注で測るときには、採血した血液の扱い方によっては正常の人でも異常高値に出ることがあるので要注意です。
糖尿病で治療中の患者さんで早朝などに頭がボーっとすることがあり、低血糖発作のことがあります。
血糖値のコントロールが安定してよかった人が、血糖値を下げる健康補助食品や飲料などで急に低血糖発作を起こすこともありますので、糖尿病で治療中の方は注意したほうが良いでしょう。
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