
診療の電子化とインフォームド・コンセント
インフォームド・コンセントとは病気や検査について患者さんへよく説明して、理解していただきながら検査や治療をするということです。英語で言うと何か新しい考えのような印象を持ちますが、もともと当たり前のことをするだけの話なのです。これまでその当たり前のことを医療界がやってきていなかったから、英語で言ってごまかしているようなものです。
当院では診察室の患者さん説明用パソコンに、いろんな病気を説明する画像や動画やスライドを用意していて、それに脳や脊椎の模型も使って、病気や検査結果について徹底的なインフォームド・コンセントを行っています。
血液検査、CT検査、胸部や脊椎などのレントゲン検査、超音波検査などの結果はすべてパソコンで一括管理されています。たとえば頭部CT検査は検査終了後CT室を出て、診察室に入るとすぐに結果を説明します。以前のCT画像もすぐにパソコン上で呼び出し、今回の画像と並べて比較しますので変化がよく理解できます。血液検査もパソコン画面上に何回分かの結果が連続して並ぶので、異常値が出た経過や治っていく過程を理解しやすくなっています。
初めて受診された患者さんでも、詳しい診察といろいろな検査を組み合わせて、基本的には最初の受診時に診断をつけ、治療を開始するようにしています。
診療録(カルテ)の内容はカルテ開示を前提に、すべて日本語でわかりやすく電子カルテ上にかかれていますので、内容もわかりやすいですし、開示要求があればその場で印刷します。電子カルテは内容を後で改ざんできないようにもなっています。
診療が電子化されているメリットの一つとして、会計の待ち時間がないことです。診察室から出るときにはすでに会計の計算は終了していますので、基本的には会計での待ち時間はありません。
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